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東アジア言語文化学会 2025年7月研究会のお知らせ

東アジア言語文化学会 関係各位

 東アジア言語文化学会7月研究会をご案内申し上げます。今回は1件のご発表がございます。

 どなたでも自由にご参加いただけますので、ご指導の大学院生にもご案内いただき、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

東アジア言語文化学会 7月研究会
日時
2025年7月18日(金)  19:00~20:00 (日本時間)
時間配分
発表40分、質疑応答20分
開催形式
オンライン(VoovMeeting)(ミーティングリンクは後記)

発表

発表者
周亜芸(東邦音楽大学・特任講師) (19:00~20:00)
発表テーマ
トランスランゲージング理論に基づく日本語教育実践の分析

要旨

 本研究は、日本の私立大学における学部留学生向け日本語授業を対象に、トランスランゲージング(TL)理論を援用し、教育実践を分析することを目的とする。特に、TLスタンス・TLデザイン・TLシフトの三視点から、教室内での多言語資源の活用がどのように現れ、いかなる教育的意味をもつのかを明らかにする。課題1では、教師が多言語的な教室状況において、TLスタンス(多言語を資源とする基本的姿勢)、TLデザイン(教材・活動設計における多言語の組み込み)、TLシフト(授業進行中の柔軟な言語運用)の観点からどのような対応をしているのかを、授業記録や学習成果物をもとに分析する。課題2では、学習者のTL活用に関するインタビュー・データをKJ法で分析し、TL実践が学習者の理解・表現・参加にどのような影響を及ぼすかを検討する。その結果、TLの実践は学習者の意味理解を深め、思考の表出を促進するとともに、教室内での積極的参加を後押しする要因となることが示唆された。本研究は、多様な言語背景をもつ学習者が共に学ぶ場において、TL理論に基づく教育実践の有効性を実証的に示すものである。


VoovMeetingミーティングに参加する
URL:https://voovmeeting.com/dm/akrFmUDhqZbI
ミーティングID: 909-0353-4274
パスコード: 2000
18:45より入室できます


 なお、研究会で発表をご希望される方は、毎月末までに翌月(第三週目金曜日)発表したいテーマと要旨(500字前後を学会事務局(higashiajiagengobunka@hotmail.com)までお申し込みください。オンライン形式(VoovMeeting)での開催となりますが、奮ってお申し込みください。

 

東アジア言語文化学会第9回大会(2025年度秋季大会)研究発表募集のお知らせ

filePDFファイル

2025年7月1日(火)

東アジア言語文化学会 会員各位

東アジア言語文化学会会長 呉川
東アジア言語文化学会事務局

 東アジア言語文化学会第9回大会(2025年度秋季大会)は、2025年10月4日(土)、5日(日)の両日、オンライン(腾訊会議、VooV Meeting)形式により開催することに決まりました。つきましては、研究発表をご希望の方は、2025年7月1日(火)から8月18日(月)の間に下記フォームから学会事務局へ発表申請をお申し込みください。

研究発表範囲と注意事項
日本・中国・韓国を中心とする東アジアの言語・文学・文化などに関する研究、および関連領域の教育方法論的研究、ただし、未発表のものに限る。すでに論文等で発表されたものの口頭発表は認めません。
発表資格
会員限定、非会員の方は発表申請するにあたり、会員になっていただきます。
発表申し込み締め切り
2025年8月18日(月)
発表時間
35分(発表25分、質疑応答10分)
開催日時
2025年10月4日(土)、5日(日)
開催形式
オンライン(腾訊会議、VooV Meeting)
参加費
無料

発表申請フォーム

 2025年7月1日(火)から8月18日(月)までの間に下記フォームかQRコードから発表タイトルと要旨500字前後を提出する。発表が採択された方は9月23日(火)までに予稿集掲載用原稿(3頁~4頁、40字×36行)を提出する。

https://forms.office.com/r/sZAZW1nGGj

 会員登録及び会費納入は下記学会HPの「入会登録」から行ってください。

http://www.higashiajiagengobunka.com/

 中国在住の会員は下記QQグループにも参加すると、会費納入などのやり取りがしやすくなります。

【東アジア言語文化学会】:(QRコードはfilePDFファイルに掲載しています)

学会誌投稿

  1. 2025年に8月1日(金)に『東アジア言語文化研究(第11号)』(研究会報告55号)論文投稿の受付を開始し、8月31日(日)23:59(日本時間)を投稿募集の最終締切日とする。原稿等の提出先は学会事務局メールとなる。詳細は学会HPの「投稿規定」でご確認ください。
  2. 学会査読委員会の査読を経て、編集委員会により2026年3月末頃に学会誌を出版予定である。
  3. 原稿枚数は、A4で10枚から12枚(1 行 40 字、1 頁 36 行)。
  4. 原稿執筆料は支払わない。投稿原稿は返却しない。
  5. 学会投稿・査読・掲載はいずれも無料。
  6. 論文掲載者には学会誌を一部贈呈する。
  7. 本学会誌に掲載された論文は雑誌発刊後早期に学会ホームページに公開する。投稿にあたり、これに同意したものとみなす。
  8. 投稿先は東アジア言語文化学会事務局とする。
以上
 

学会誌 『東アジア言語文化研究』第9号

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詳しくは新刊学会誌をご覧ください。

 

東アジア言語文化学会会報

  • file第4号(PDF形式、1214KB、2024年6月公開)
 

Last-modified: 2025-07-07 (月) 11:48:41